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介護職員の夜間見守り業務の負担を軽減しつつ、入居者の健康状態を正確に把握できるソリューションとは

2020年4月30日 おすすめ

介護職員の夜間見守り業務の負担を軽減しつつ、入居者の健康状態を正確に把握できるソリューションとは

健康的な生活に欠かせない睡眠ですが、特に高齢者にとって、きちんと睡眠をとることは心身の健康により密接に結びついています。

ベッドセンサーVital Beats+クラウドサービスCare Patrolは、そんな高齢者の大切な睡眠を、職員の少ない夜間でも、ひとりひとり正確に把握することを可能にするサービスです。

 

高齢者に不眠がもたらす影響

現在、日本の高齢者の約30%が不眠を抱えており、睡眠障害はうつ病、認知症に並ぶ高齢者の三大精神疾患の1つと言われています。

そんなにも身近になってしまっている不眠ですが、高齢者にとっては、脳の持つ注意維持機能、記憶・学習機能、意欲、自己評価、感情のコントロールなどの重要な機能を低下させ、うつや認知機能障害をおこす大きな起因となります。加えて、うつそのものにも不眠を増悪させる側面があるので、不眠がうつの原因になり、うつの悪化が不眠をさらに深刻なものにするといった悪循環も発生してしまいます。

また、身体への影響としては、循環器系全般への悪影響が知られており、不眠や睡眠時無呼吸症候群は高血圧症や虚血性心疾患、脳血管性認知症の原因になることがわかっています。

介護者にとって、一般的な高齢者の睡眠の特徴と、ひとりひとりの毎夜の睡眠状態を把握して不眠を防ぐこと、または改善することは、入居者の健康のために必要不可欠と言えるでしょう。

 

高齢者の不眠の種類
①    入眠困難 夜眠りたくてもなかなか寝付けない。
②    中途覚醒 夜間頻繁に目が覚める。
③    早朝覚醒 朝早く目が覚め、再入眠できない。
④    熟眠不全 十分な時間眠ったはずなのに熟眠した感じがしない。

 

高齢者の睡眠がもつ特徴からわかる適切な不眠対策

e-health

高齢者の睡眠はグラフからわかる通り、若年層のそれと比較して浅く、効率の悪い眠りと言えます。高齢化するにしたがって徐波睡眠(段階3~4のノンレム睡眠)が著しく減少し、夜間の中途覚醒が増え、睡眠の分断化や早朝覚醒が目立ってきます。徐波睡眠の減少、早朝覚醒の増加は、睡眠を引き起こし、それを維持管理している視光叉上核自体の老化に起因しています。

また、厚生労働省が運営しているe-ヘルスネットのトピック『高齢者の睡眠』によると、認知症の方は同年代と比べても睡眠が浅い傾向にあり、特に重度の認知症の方では夜間1時間も継続して眠ることができず、効果的な薬物療法も現在知られていないとあります。

ですので、不眠の対策または解消のためにはライフスタイルや良質な睡眠環境を根気強く整えていくことが、遠回りに見えて最も効果的な方法と言えます。

具体的には、「なるべく日中に覚醒状態を保つ」「規則正しい日課で生活リズムを整える」「夜間睡眠の妨げになる原因をなくす」ことが重要になってきます。

Vital Beatsは、この「夜間睡眠の妨げになる原因をなくす」、特に高齢者にとって貴重なノンレム睡眠を妨げないことに大きく貢献するでしょう。

使用イメージ

Vital Beatsが睡眠状態の把握を可能にします

Vital Beatsは、ベッドのマット下にわずか厚さ0.5mmのセンサーシートをひくだけで呼吸数、心拍数、睡眠の深さのデータを集計できるベッドセンサーで、独自のアルゴリズムによってレム睡眠・ノンレム睡眠の判別が可能です。

Vital Beatsで集計されたデータはクラウドシステムCare Patrolに転送され、PCやタブレット端末から確認することができます。端末上では、入居者の眠りの深さを、覚醒・レム・ノンレム1・ノンレム2・ノンレム3をそれぞれのアイコンで五段階表示するので、ひとりひとりの睡眠状態の正確な把握が可能になります。

介護者はその情報をもとに「眠りが浅いうちにオムツ交換を」「深い眠りなので巡回で邪魔しないように」「不眠が続いているからドクターに相談を」といった適切な判断ができるため、高齢者の深い眠りを妨げないと同時に無駄な訪室を削減できることから職員の負担軽減にも繋がります。

図2

また、クラウドシステムCare Patrolの月額使用料5,000円と、床数分のベッドセンサーVital Beatsの端末代で導入が可能で、高価なベッドを買い替える必要がないというのも、導入を検討する上で大きなメリットではないでしょうか。

 

厚生労働省e-ヘルスネット『高齢者の睡眠』

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-004.html