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食レク、イベントにいかが? 困ったときに役立つ介護レクリエーション向けグルメ

2017年12月13日 コラム 高齢者の食事

食レク、イベントにいかが? 困ったときに役立つ介護レクリエーション向けグルメ

定番となっている介護レクリエーションのひとつに、いわゆる「食レク」「料理レク」があります。普段の食事同様、食べやすさなどに気を配ることも大切ですが、介護レクリエーションとして行う以上、楽しく作れて、食べられるようにメニューを工夫することも欠かせません。

季節感を出したり、見た目で楽しめるようにしたり、会話が盛り上がるように懐かしさのあるメニューを利用したり。アプローチはいくつも考えられますが、今回は、マンネリ化に困ったときなどに役立つ料理レク、食レク向けの商品をご紹介します。

吉野家の介護食用牛丼「吉野家のやさしいごはん」

「吉野家の牛丼」と言われて分からない人はいないでしょう。同店には100年超の歴史がありますが、多店舗化が始まったのは1968年。10年足らずで200店舗を出す急速な拡大がたたり、1980年に会社更生手続の申請を行いました。

しかし、その後、見事な復活を遂げたのはご存じの通りでしょう。何よりの証拠に、現在までサラリーマンのお腹を満たす身近な外食店として定着しています。このような歴史を考えると、吉野家の牛丼は特に男性高齢者にとってなじみ深い食べ物と言えるはずです。

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2017年2月、高齢者の体に合わせて塩分量などを調整しつつ、吉野屋の牛丼の味を再現した「吉野家のやさしいごはん 牛丼の具」が発売されました。咀嚼・嚥下機能が低下した高齢者でも食べられるように、弱い力でも噛める「やわらかタイプ」、舌ですり潰せる「きざみタイプ」の2種類が用意されています。

介護施設の食品として利用するには割高ではありますが、吉野屋スタッフになりきれるグッズを合わせて貸し出すなどして、イベント向けの商品として成立させています。デイサービス施設の介護レクリエーションに活用したスマイル・プラスカンパニーの事例では、お新香、みそ汁などを高齢者とともに調理したり、介護スタッフが吉野家の店員に扮したりすることで、特別感を演出したとのこと。

手軽にうどんが打てる「讃岐うどん手打ち生地 元気玉」

「讃岐うどん手打ち生地 元気玉」は、香川県の企業・ウエストフードプランニングが提供している手打ちうどんキット。職人が手作りした讃岐うどんの生地や打ち粉、麺棒、生地踏み袋などがセットになっており、これ1つでうどんの麺を作ることができます。

介護施設向けの販売を本格的に始まったのは、2017年から。これまでにも国内の幼稚園、海外でのイベントに活用されており、利用実績があります。

YouTube上には、実際の使用方法を確認できる動画が公開。作っているのは高齢者ではなく、親子などですが、大人のサポートがあれば小さな子どもでもちゃんと作れるようです。介護施設でも、スタッフの補助や見守りのもと調理すれば、きっとおいしい讃岐うどんに仕上がるはずです。

うどんはゆで時間によって硬さを調整でき、麺を短く切って赤ちゃんに食べさせる習慣があります。食べやすさの面を考えても、介護の世界と相性の良さそうな食品です。

手軽にうどんが打てる「讃岐うどん手打ち生地 元気玉」

施設で忙しい日々を送る介護関係者にとって、イベントや介護レクリエーションの準備は大変なこと。しかし、このような商品があれば手間を省きつつ、自分たちだけでは難しいスペシャルな催しを行うことができます。

厳しいお財布事情の中では頼りきりになることはできませんし、そもそもマンネリ化の恐れもあります。手段の1つとして頭に入れておき、高齢者に楽しんでもらってみてはいかがでしょうか。