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準備、練習いらずで回想法 介護レクリエーションの負担を減らす「回想新聞」「昭和ゴールデン劇場」

2018年3月27日 おすすめ ニュース 介護レク

準備、練習いらずで回想法 介護レクリエーションの負担を減らす「回想新聞」「昭和ゴールデン劇場」

懐かしいものに触れることで脳が活性化し、認知症予防などに役立つとされている「回想法」は、介護レクリエーションの定番。童謡、映像などを使ったさまざまなアプローチで取り入れられています。

しかし、毎回同じテーマでは新鮮味がなくなってしまうし、準備は簡単ではありません。今回は比較的安価に導入でき、確実な効果が期待できそうなサービスとして「回想新聞」「昭和ゴールデン劇場」の2つをご紹介します。

最新ニュースではなく、昭和期の出来事を伝える「回想新聞」

回想新聞社が手掛ける「回想新聞」は一般的な新聞と同じ大きさで、1枚の裏表に印刷された紙面には大きな見出しが踊っています。新聞とよく似た作りになっているおかげで、目が悪く本文が読めない高齢者でも、見出しや写真から書かれている内容が理解できるといいます。

本物と大きく異なるのは、新しいニュースではなく昭和期20年~40年代の話題を中心に掲載している点。バックナンバーから、見出しの一例を挙げてみましょう。

  • 「昭和24年 日本人初! 湯川秀樹博士にノーベル物理学賞!」
  • 「昭和33年 六大学野球のスター長嶋(立教大)巨人入団へ!」

古い出来事ではありますが、このように高齢者が経験した当時の興奮や驚きを再現した書き方になっています。

回想新聞の使い方

社会福祉法人すこやか会(愛知県豊橋市)では、回想新聞が届くとまず職員が読んでいるとのこと。職員同士で「この記事は〇〇さんが喜ぶね」と話題の持ちかけ方などを考えて、施設利用者に見せるようにしているそうです。

認知症があっても昔の記憶はしっかりしている人が多く、掲載内容について教えてもらうような姿勢で質問すると喜んで話してくれるとか。グループ向けに利用する場合は、回想新聞を配布したうえで読み聞かせ。しかし、やはり懐かしい記憶をくすぐる回想の効果は絶大らしく、中には近くに置いておくだけで、自然と会話が始まってしまうこともあるといいます。

また、職員が常にポケットに入れておき、認知症の利用者がパニックになったときに、回想新聞を見せるという使い方も。気持ちを切り替える効果があり、精神的な安定を取り戻してくれるそうです。

<回想新聞>

  • 発行:月1回
  • 料金:50部2750円、100部3850円(送料込/税別)

ヒット映画を振り返る「昭和ゴールデン劇場」

「昭和ゴールデン劇場」は、ダイジェスト編集した昭和のヒット映画(約20分)と、昭和の写真集、童謡などの付録映像(約10分)を収録した施設向けレンタルDVD。高齢者の会話を弾ませ、短時間で疲れることなく楽しめるように、シーンや時間を調整しているそうです。

介護レクリエーションで利用する際には単に視聴してもらうだけでなく、「これは何?」などと利用者に問いかけるようにして、施設利用者に話題を振るのが良いとか。すると嬉しそうに教えてくれるばかりか、自然と利用者間での会話も始まるといいます。

映像は7本収録されており、収録内容を説明した台本も同梱。そのため、準備の手間がいらず、1~2人のスタッフで数人~30、40人くらいの利用者に対し介護レクリーエーションを行えるそうです。

なお、昭和ゴールデン劇場は当サイト「保険外サービス.com」でも取り扱っており、申込み方法などの詳細はこちらからご確認ください。

昭和ゴールデン劇場

  • 発送:月1回(映像は7本収録)
  • 料金:月額9000円(送料込/税別)

介護レクリエーションは実施だけでなく、準備や練習にも人手が必要です。費用は多少かかりますが、こういったサービスを取り入れることで、コスト削減やスタッフの労働環境改善が見込めるのではないでしょうか。